星の音楽教室のブログ

バイオリンやピアノレッスンの事など。

練習曲をやめてみた。

皆さん、こん○○は。星の音楽教室、講師の星野義浩です。いつもブログをご覧頂き有難う御座います。

 

数年前より、練習曲と言う物を使うのをやめました。

ここで言う練習曲(エチュード)とは、楽曲形式になっている練習曲の事で、

バイオリンではカイザー、クロイツェル、ピアノではチェルニーなどを指します。

バイオリンのセヴシックや音階教本、ピアノのバーナムやハノンなどは除外します。

 

カイザーやチェルニーなどの練習曲は、とても有効な練習曲です。それ自体は揺らぎのない事実です。

しかし、それでなくてはいけないのか?それをやらなくてはいけないのか?

と言われれば、必ずしもそうとは限りません。

また、これらの練習曲をやらないと基礎が身につかないとか、上手くならない。と考えるのも違います。

あくまで練習の為の曲であり、他で身につく方法があるならば、他で代用すれば済む話で、

この練習曲で無ければ身に付かない、なんて物は存在しませんし、

仮にあるとするならば、逆にその技術は他では使えないと言う事です。

 

音高、音大などを目指す場合には練習曲は効果的です。

その生徒の場合、音楽を中心にした生活であり、時間もあります。

しかし多くの生徒はただの趣味。(悪い意味ではなく)

学生は勉強もしないといけないし、社会人は仕事も家事などもやらなくてはいけません。

そんな合間をぬってやっている訳ですから、あれこれやっている時間は無い訳です。

そこで考えた末削ったのが練習曲です。

練習曲を削る理由は以下の通りです。

 

①楽曲形式になっているので、譜読みや練習にそこそこ時間が掛かる。

②そのくせ発表会などで人前で披露する事はまず無い。

③同じ音型の繰り返しでつまらなく、作品としても陳腐。

 

以上です。逆にこの理由が練習曲をやる意味、価値にも繋がりますが、

限られた練習時間の中で、人前で披露する事もなく、

単調で同じ音型の繰り返しのつまらない曲をやっている暇は無いわけです。時間には限りがあります。

それならば、せめて楽器を習っている時期に、出来るだけ多くの芸術作品に触れて貰いたいと考えております。

なので私は思い切って【練習曲】をやめてみたのです。

(数曲抜粋でやっている生徒はおります。)

幸い、それが原因で何か問題が起きる事はありませんでした。

 

とは言え、基礎技術の練習は必要ですし、それらを楽曲形式の【練習曲】を使わないと言うだけで、

セヴシックや音階教本、バーナムやハノンはやります。

これらはとてもシンプルで取り組み易い上、効果的なので使いますが。(笑)

極論を言えば、基礎練習なんて、たった2、3音さえあれば出来る事です。

なので、基礎練習=セヴシックやハノン。

と考えるのも間違いですから、ご注意下さい。

 

と言う事ですので、当教室では練習曲はやりません!

とは言え、【やってはいけない】では無いので、どうしてもやりたい方はご相談下さい。

私自身は練習曲大好き人間ですので、付き合いますよ。(笑)